段ボールの歴史

段ボールの始まりは、1856年イギリスで作られたといわれています。
ボール紙を波状に折り、当時流行っていたシルクハットの中に入れる「汗とり」として開発されたのが始まりのようです。

包装用としては、1871年、アメリカ合衆国で開発されたようです。
ビンなどのガラス製品を扱うのがきっかけだったようで、特許もあり、波状の紙の上にビンを並べる方法や、波状の紙で箱を作る方法などが図で描かれているようです。

最初は波上の紙だけだったようですが、伸縮を防ぐために、紙を一枚足した片面段ボールが誕生し、その後、改良が進み、両面段ボールが出来、現代用いられている折れスジの入った段ボールが作られていったようです。
また強化段ボールは、1952年にアメリカで開発されたようです。

日本では紙をジグザグに折った三角形のタイプがあったそうですが、弾力性はなく製品としては弱かったようです。
輸入されてくる段ボールも少しですがあったようで、“しわしわ紙”や“なまこ紙”と呼ばれていたようです。
井上貞治郎という方が、この“なまこ紙”を国産化したいと考え、1909年に開発をスタートしたようです。
そもそも「段ボール」という言葉は、井上貞治郎が作ったと言われています。

尚、ダンボール家具の歴史は浅いのですが、1970年にデザインされたイージー・エッジというシリーズが始まりだろうと言われています。
フランク・オーエン・ゲーリーという建築家がデザインしたもので、彼は建築事務所の外に廃棄されていた模型用の段ボールを見て、これで家具はできないだろうかと考えたのが始まりだそうです。